最近、高齢のご家族を見守るために、見守りカメラを導入する方が増えています。
しかし、見守りカメラを設置する家に、ネット環境が無いために、設置をあきらめる方も少なくないようです。
そこで、今回は、インターネット環境ない場所でも設置可能な見守りカメラ【みまもりCUBE】を紹介していきます。
また、私が【みまもりCUBE】を実際に使用した経験を『私の口コミ|使用してみた感想』にまとめています。
是非、参考にして下さい。

【みまもりCUBE】の特徴

高齢者を見守る介護用の見守りカメラは、様々な会社から数多くの商品・サービスが販売されています。
この項目では、他の見守りカメラにはない【みまもりCUBE】の特徴を紹介していきます。
- ネット環境が無い場所でも使用可能
- 高精度の検知機能がある
ネット環境が無い場所でも使用可能

【みまもりCUBE】には、ドコモのSIMカードが内蔵されています。
そのため、ネット環境が無い高齢のご家族宅でも、電源さえあれば使用することが可能です。
また、【みまもりCUBE】自体にSIMカードが内蔵されて通信機能を有しているので、見守りカメラをネットと接続させる手間を省くことができます。
■ネット環境なしでも使用可能
- ドコモのSIMカードが内蔵
- ネットが無くても電源さえあればOK
- ネットとカメラを接続させる必要なし
高精度の検知機能がある

【みまもりCUBE】には、『なんでも検知設定』と『検知オプション』の2種類の検知機能があります。
『なんでも検知設定』は、カメラ出荷時から設定されており、人だけではなくカーテンなど見守りに関係ないカメラ内のどんな動きも検知します。
このような検知機能には、一般的な見守りカメラにもあります。
しかし、目的としない物や人の動きも検知してしまうので、エラーが増えて本当に必要な緊急事態に気付きにくいことがあるようです。
【みまもりCUBE】の『検知オプション』では、《ベッドからの離床》や《ドアの出入り》など本当に見守りたい特定の動きを高い精度で検知し、エラーが少なく見守ることが可能な機能となっています。
また、オペレーターが部屋の様子や人の動きを確認しながら設定するため、個別の『検知オプション』となり、さらに検知精度を高めることができるようです。
『ベッドからの転落』、『外出して道に迷う』などの危険性がある高齢のご家族を見守る方には、『検知オプション』の利用がおすすめです。
■高精度の検知機能がある
- 2種類の検知機能がある
- どんな動きでも検知する『なんでも検知設定』
- 特定の動きを検知する『検知オプション』
- 『検知オプション』は高精度の検知機能
- 『ベッドからの転落』、『外出して道に迷う』などの危険性がある高齢者を見守る方には『検知オプション』の利用がおすすめ
基本性能と機能

この項目では、基本性能と機能を紹介していきます。
基本性能

【みまもりCUBE】の基本性能は、以下の通りとなっています。
カメラのサイズ | 90×100×90(mm) |
カメラの画角 | 水平方向:78° 垂直方向:46° |
カメラの首振り 機能の有無 |
無し |
カメラの画質 | 76800画素 |
夜間撮影 モードの有無 |
あり |
リアルタイム 映像の確認 |
可能 |
録画機能 | あり |
会話機能 | あり |
メール通知機能 | あり |
リアルタイム映像の確認

【みまもりCUBE】では、カメラの映像をリアルタイムで、離れた場所から確認することが可能です。
カメラの映像を確認できる端末は、以下の通りとなっています。
- スマホ
- タブレット
- Windowsのパソコン
上記の端末を使えば、同時に映像を確認することも可能で、複数の家族でカメラの映像見守ることができます。
■リアルタイム映像の確認
- 離れた場所からリアルタイムのカメラ映像が確認できる
- 映像は、スマホ、タブレット、パソコンで見れる
- 端末に制限はなく、複数の家族で見守れる
録画機能

【みまもりCUBE】には、SDカードも内蔵されており、自動的に7日間程度の録画が保存されるようになっています。
録画された映像は、スマホ・タブレット・パソコンから確認することが可能で、データをダウンロードして保存することもできます。
また、録画の再生は、動作を検知した部位までスキップすることができるので、効率的に見守ることができます。
■録画機能
- 内蔵されたSDカードに自動的に録画される
- 過去7日間程度のデータが保存される
- スマホ、タブレット、パソコンで録画を見れる
- 録画の再生は、動作を検知した部位の頭出しが可能
- 録画データの保存も可能
会話機能

【みまもりCUBE】本体には、マイクとスピーカーが内蔵されており、映像を確認している端末と音声通話することが可能です。
双方向で会話することが可能ですが、映像を確認している側が『会話ボタン』を押して会話している際は、カメラ側の音声を聞くことはできません。
よって、電話のようにスムーズな会話ではありませんが、十分コミュニケーションを取ることができます。
■会話機能
- カメラ側と見守る端末側で音声通話が可能
- 見守る端末側が話している際は、カメラ側の音声が聞こえない
- スムーズな会話とはいかないが、十分コミュニケーションを取ることはできる
メール通知機能

メール通知機能とは、動きを検知した際に、カメラ画像3枚を添付したメールを送信してくれる機能です。
【みまもりCUBE】には、無料の『なんでも検知設定』と有料の『検知オプション』の2種類の検知機能があります。
どちらの検知機能も設定をすれば、メールで通知してくれます。
■メール通知機能
- 動きを検知した際に、メールで通知してくれる機能
- メールは、動きを検知した際の画像3枚を添付してくれる
- 『なんでも検知設定』、『検知オプション』ともに、設定すればメールで通知してくれる
【みまもりCUBE】の料金

【みまもりCUBE】は、見守りカメラをレンタルして、月額料金を支払うシステムとなっています。
料金プランには、1カ月毎の契約更新となる《短期プラン》と最低利用期間が1年の《1年プラン》の2種類があります。
それぞれの料金プランは、以下の通りとなっています。
短期プラン |
※大容量プランは通信料無制限 |
1年プラン |
※大容量プランは通信料無制限 |
また、それぞれの料金プランには、共通した2種類のオプションプランが用意されています。
あんしん 保守パック |
330円(税込) 不注意による破損金を軽減もしくは免除 |
検知 オプション |
1100円(税込) ※カメラ1台につき1100円 |
私のクチコミ|使用してみた感想

【みまもりCUBE】には、30日間3190円(税込)で商品を試すことができる『お試し体験』が設定されています。
その『お試し体験』を利用して、実際に【みまもりCUBE】を使用してみた感想をお伝えしていきます。
見守りカメラの設定の手間

【みまもりCUBE】のカメラは、特に設定をする必要(検知オプション使用時除く)が無く、電源コードをコンセントに挿して2分程度待つだけで使用可能です。
一般的な見守りカメラは、ネットと接続させる必要があるので、【みまもりCUBE】より少し時間がかかると思います。
■みまもりCUBE
電源を挿して2分程度待つのみ
■一般的な見守りカメラ
ネットと接続させる作業が必要
ネットとのつながりやすさ・安定性

私の自宅内では、【みまもりCUBE】が通信環境を利用しているドコモの携帯・スマホは、問題なくつながります。
【みまもりCUBE】を自宅内の寝室と玄関の使用を試みたところ、寝室では問題なくネットと接続可能で、玄関ではネットと接続することができませんでした。
寝室と玄関は、数メートルしか離れていないのに、状況が全然違ったのです。
【みまもりCUBE】は、自宅内の壁や家具などの遮蔽物の影響を受けるのかもしれません。
■みまもりCUBEを寝室で使用
ネットに接続できた
■みまもりCUBEを玄関で使用
ネットに接続できなかった
■みまもりCUBEのネット接続
壁や家具などの遮蔽物の影響を受ける可能性あり
カメラの画質

カメラの画質は、画素数(画像を構成する単位で、画素数が多いと画質が良い)で比較されることが一般的です。
【みまもりCUBE】と一般的な見守りカメラの画素数を比較すると、以下のようになっています。
みまもりCUBE | 7万6800画素 |
一般的な見守りカメラ | 200万画素 |
次に、実際の画像で比較したいと思います。


はっきり言うと、200万画素の一般的な見守りカメラの方が、画質が良く、部分的にズームして、顔の表情などを確認することもできます。
一方、【みまもりCUBE】は、一般的な見守りカメラに画質は劣りますが、大まかな人の動きなどは十分確認することが可能です。
■みまもりCUBE
・7万6800画素
・画質はやや劣る
・大まかな人の動きは確認可能
■一般的な見守りカメラ
・200万画素
・画質良い
・拡大して顔の表情も確認可能
検知オプション

【みまもりCUBE】の特徴的な機能である『検知オプション』ですが、お試し体験中に機能を試すことができます。
寝室の『ベッドからの離床』という特定の動きを検知してほしいとオペレーターに連絡し、ベッドから体がはみ出したら検知するように設定してもらいました。
オペレーターには、設定時のみカメラの画像を確認してもらいますが、設定画面の『遠隔サポートの許可』というチェックボックスを外せば、外部からのアクセスは不可となり、プライバシーは保たれます。
『検知オプション』の動作検証は、下の写真のように、『ベッドから足を出す』、『ベッドから起き上がる』という動きを明るい・暗い環境で、それぞれ5回ずつ繰り返しました。

その結果は、全ての動きを検知することが可能でした!

『検知オプション』が検知可能な特定の動きは、以下の通りとなっています。
- 玄関・ドアなどの出入り
- 階段などの危険がある場所への立ち入り
- ベッドからの離床
■検知オプション
- 『お試し体験』期間中にも試すことが可能
- 明るい・暗い環境でもベッドから起き上がる動きを検知可能だった
- 動きを検知すると画像付きのメールで通知してくれる
- 『玄関・ドアの出入り』、『危険がある場所への立ち入り』、『ベッドからの離床』などが検知オプションで検知可能
【みまもりCUBE】の料金は高い?安い?どんな時にお得?

【みまもりCUBE】の月額料金は、カメラのレンタル費用だけではなく、ネットの使用料も含まれています。
一般的な見守りカメラを選んだ場合、カメラの購入費用(2000~3000円程度)とネット(WiFi)環境が無ければ構築することが必要です。
ご自身でネット(WiFi)環境を構築する場合、料金が安くて工事の必要もないポケット型WiFiを使用しても、月額1000~2000円以上はかかります。
よって、ネット(WiFi)環境が無い場合は、新たなネットの契約、ネットとカメラとの接続が必要のない【みまもりCUBE】がお得だと思います。
■一般的な見守りカメラの費用
- 購入費用:2千円台~2万円程度
- ネット費用:1千円~2千円以上(ポケット型WiFi)
■【みまもりCUBE】がお得な場合
- ネット(WiFi)環境が無い場合は【みまもりCUBE】がお得
- 一般的な見守りカメラと料金もそれほど変わらない
- ネット契約の必要が無い
- ネットとカメラを接続させる必要もない
『お試し体験』キャンペーンを活用しましょう!

見守りカメラは、実際に使用する場所で、『ネットとつながるか』、『高齢のご家族を見守ることができるか』を確認することが大切です。
ネット環境が無い状態で、見守りカメラを利用する場合、事前に試すことができない状態で、カメラを購入して、ネットも契約する必要があります。
【みまもりCUBE】は、30日間3190円(税込)という有料ではありますが、『お試し体験キャンペーン』を実施しているので、上記のような点を事前に確認することができます。
『お試し体験キャンペーン』で試してみて、気に入らなかった場合は、ホームページからキャンセルして、返送すれば手続きが完了するので安心です。
■『お試し体験キャンペーン』
- 30日間3190円で『お試し体験』ができる
- 『ネットの接続』、『見守りできるか』など事前の確認が大事
- 一般的な見守りカメラでは事前にお試しすることは難しい
- キャンセルする場合はホームページで手続きして、返送するだけ
