家電の大手メーカーであるソニーが、【MANOMA(マノマ)】という高齢者の見守りもできるスマートホームサービスを提供しています。
数多くある高齢者の見守り・安否確認サービスの中で、家電の大手メーカーであるソニーが提供する【MANOMA(マノマ)】を選ぶメリットは何でしょうか?
①総合病院で5年、訪問看護ステーションで10年、作業療法士として勤務してきました。
②高齢者の身体機能や住宅環境などを評価し、在宅生活を支える専門家として活動中です。
③保有資格:作業療法士、介護支援専門員、介護福祉士、福祉住環境コーディネーター2級
【MANOMA】の特徴
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熱中症予防ができる
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カメラで室内確認やコミュニケーションが可能
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体調不良などの際、家族のスマホに通知することができる
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セコムの駆けつけサービスがある
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防犯対策も行える
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自宅外から自宅内にある家電が操作できる
また、このページを読むと、メリット・デメリット、『このサービスがどんな方に向いているか』についても、理解することができます。
【MANOMA】はこんな方におすすめ
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見守られる人がカメラで見守られることに抵抗がなく、転倒や体調急変のリスクが少ない方
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見守られる方が気温が高くてもエアコンを使用しないなど、熱中症のリスクが高い方
ソニー【MANOMA】|サービス概要
スマートホームサービスとは、家電など自宅内の機器とインターネットを接続させて、スマホやスマートスピーカーで操作することを可能にするサービスです。
ソニー【MANOMA(マノマ)】では、家電の操作に加えて、カメラなど自宅内を見守る機器が用意されており、スマホなどから自宅内の画像を確認したり、鍵の開閉操作などを可能にする防犯にも役立つ機能が用意されたサービスとなっています。
よって、ソニー【MANOMA(マノマ)】を導入すれば、自宅にいなくても、遠く離れていても、家族を見守ることができるのです。
次の項目からは、ソニー【MANOMA(マノマ)】の特徴を分かりやすく解説していきます。
熱中症予防ができる
近年、地球温暖化の影響で、夏場の気温も年々上昇傾向にあります。
高齢の方は、暑さを感じにくい、水分摂取が少ないなどの理由から熱中症のリスクが高いと言われています。
ソニー【MANOMA(マノマ)】では、以下のような方法で、自宅に1人でいる、遠く離れて住む高齢の家族の熱中症を予防することができます。
【MANOMA】でできる熱中症予防
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温湿度センサーがあり、自宅外にいてもスマホで室内の温湿度を確認することができる。
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自宅外から自宅内のエアコンを操作することができる。
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室内コミュニケーションカメラで家族に水分摂取を呼びかけることができる。
カメラで室内確認やコミュニケーションが可能
ソニー【MANOMA(マノマ)】では、室内コミュニケーションカメラという機器を通じて、室内の確認や室内にいる人とコミュニケーションをとることができます。
以下に、室内コミュニケーションカメラの特徴を紹介します。
室内コミュニケーションカメラの特徴
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自宅外から室内の様子を確認することができる
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自宅外から室内にいる人とコミュニケーションを取ることができる
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カメラ部分にはシャッターも付いており、カメラで撮影せずにプライバシーを守ることも可能
体調不良などの際、家族のスマホに通知可能
長さ4.6cm、幅2.6cmの小型のタグを自宅内で携帯し、体調不良などの際にタグのボタンを押すことで、家族のスマホに呼び出し通知を表示させることができます。
スマホに通知が来たら、室内の確認やコミュニケーションを取ることで、状態を確認することができます。
セコムの緊急駆けつけサービスがある
自宅にいる家族や室内に異常があった場合、1人で帰宅することが不安な時に、大手警備会社のセコムのスタッフが駆けつけてくれるサービスがあります。
【MANOMA】セコム駆けつけサービスの特徴
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外出先でもスマホからセコム駆けつけサービスの要請が可能
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契約は必要だが、加入料金・月額基本料金は無料
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現場急行料金:5,500円/30分(2022年4月現在)
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スタッフは自宅内に入ることはなく、外部から様子を確認する
防犯対策も行える
ソニー【MANOMA(マノマ)】では、窓や戸の開閉センサーなど防犯に関わる機器があり、防犯対策が行えます。
【MANOMA】で行える防犯対策
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窓や戸の開閉センサーなどで侵入者の有無が分かる
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自宅外から玄関の鍵の施錠状態を確認することが可能
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自宅外から鍵の開閉が遠隔操作で行える
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室内コミュニケーションカメラには人感センサーが内蔵されており、家族不在時の侵入者の有無が分かる
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異常を感知すると、AIホームゲートウェイから警告音が発出され、スマホにも通知が表示される
自宅外から自宅内にある家電が操作できる
熱中症対策で記載したように、【MANOMA(マノマ)】では、自宅外から自宅内の家電操作が行えます。
夕方の暗くなってからの転倒対策で、寝室やリビング、トイレまでの導線などの照明を点灯させることもできます。
ソニー【MANOMA】|提供されている機器
以下に、ソニー【MANOMA(マノマ)】で提供されている機器を紹介します。
AIホームゲートウェイ
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MANOMAで提供されている様々な機器とスマホをつなぐサービスの根幹となる機器。様々な機器や家電を声で操作することを可能にするスマートスピーカー機能も搭載されている。
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室内コミュニケーションカメラ
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室内の様子を確認したり、在宅している家族とコミュニケーションが取ることができる。
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スマート家電リモコン
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自宅内にある赤外線で作動可能な家電をスマホや声で操作することできるようになるリモコン。自宅にいなくても、自宅内にある家電を操作することが可能。
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Qrio Smart Tag
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長さ4.6cm、幅2.6cmで小型で持ち歩きのしやすいタグ。スマホを持っていない家族が携帯することで、在宅の状況、在宅していればタグにあるボタンを押すことでスマホに呼び出し通知を表示させることができる。
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Qrio Lock・Qrio Hub
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自宅の玄関の鍵に設置することで、スマホで鍵の開閉や施錠状態を確認することができる。
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開閉センサー
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センサーを取り付けた窓や戸の開閉状態が把握できるようになる。家族が不在時に、窓や戸が開くと、スマホに通知が入り、AIホームゲートウェイから警告音が出る。
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メリット
①自宅外から自宅内のカメラの映像確認やコミュニケーションを取ることが可能。
②自宅外から自宅内にある家電が操作できる
デメリット
①自宅内の高齢者は主にカメラで見守るが、24時間・365日の見守りは難しいので、転倒や体調不良などの異常の発見が遅れる可能性がある
②セコムの緊急駆けつけサービスは、月額の定額料金ではなく、駆けつける度に料金が発生する
こんな方におすすめ
【MANOMA】はこんな方におすすめ
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見守られる人がカメラで見守られることに抵抗がなく、転倒や体調急変のリスクが少ない方
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見守られる方が気温が高くてもエアコンを使用しないなど、熱中症のリスクが高い方
