アマゾンのアレクサには、テレビ電話ができる機能があります。
しかし、高齢の方でも、簡単に使えるかどうか分からず、テレビ電話に使用を迷われる方が多いようです。
アレクサを搭載したEcho Showを使うと、簡単にテレビ電話をすることができます。
- 操作なしでテレビ電話がつながる『呼びかけ』機能がある
- テレビ電話の発信が少ない手順で簡単
- スマホより大きい画面サイズである
機能も値段も丁度良いモデル
Echo Show8
画面が人を追いかける
Echo Show10
アレクサ|テレビ電話
アレクサのテレビ電話は、アレクサを搭載したスマートディスプレイ『Echo Showシリーズ』、アレクサアプリ(正式名称:Amazon Alexa)をインストールした『スマホ』・『タブレット』・『パソコン』間で行うことができます。
『スマホ』・『タブレット』を使用すれば、ネットがつながる場所ならどこでもテレビ電話をすることができます。
使うデバイスによって、テレビ電話の操作は異なりますが、『Echo Showシリーズ』では複雑な操作が必要ないことも大きな特徴です。
『Echo Showシリーズ』は、高齢者や子供がテレビ電話をする場合に適した機器となっています。
■アレクサ|テレビ電話
- 『Echo Show』、アレクサアプリを入れた『スマホ』・『タブレット』・『パソコン』間で行うことができる
- 『スマホ』・『タブレット』を使えば、ネットがつながる場所ならどこでもテレビ電話することが可能
- 『Echo Show』は複雑な操作が無く、高齢者や子供がテレビ電話をする場合に適している
【アレクサ|Echo Showシリーズ】で簡単にテレビ電話ができる理由
ここでは、アレクサ(Alexa)アプリをインストールしたスマホやタブレットなどよりも、Echo Showシリーズで簡単にテレビ電話ができる理由を解説します。
アレクサを搭載した『Echo Showシリーズ』では、以下の理由で簡単にテレビ電話ができます。
- 操作なしでテレビ電話が着信する『呼びかけ』機能がある
- テレビ電話の発信が少ない手順で簡単
- テレビ電話に適した画面サイズである
操作なしでテレビ電話が着信する『呼びかけ』機能がある
皆さんは、高齢のご家族に電話した時、なかなか電話がつながらずに、困った経験はありませんか?
アレクサのテレビ電話には、『通話』と『呼びかけ』の2種類があります。
『通話』は受け手側が応答ボタンを押す必要がありますが、『呼びかけ』では受け手側が操作なしでテレビ電話が開始されます。
■アレクサの呼びかけ機能
- アレクサのテレビ電話には、『通話』と『呼びかけ』の2種類がある
- 『通話』は受け手側が応答ボタンを押す必要がある
- 『呼びかけ』では受け手側が操作なしでテレビ電話が開始される
テレビ電話の発信が少ない手順で簡単
Echo Showシリーズは、声とタッチパネルで操作することができます。
この『声で操作する機能』が、簡単にテレビ電話をかけることを可能にしています。
スマホ・タブレット・パソコンとEcho Showシリーズでアレクサ(Alexa)アプリを使って、電話する手順を比較してみましょう。
- スマホ・タブレット・パソコンを立ち上げる
- アレクサ(Alexa)アプリを立ち上げる
- 連絡タブを選択
- 通話もしくは呼びかけを選択
- テレビ電話をかける相手を選択
- 『アレクサ、〇〇に電話して』とEcho Showに話しかける
- 『〇〇さんですか?』とアレクサが聞いてくる
- 『はい』と答える
■テレビ電話の発信が簡単
- Echo Showでは最短3つの手順でテレビ電話の発信が可能
- アレクサアプリを入れた『スマホ』などより手順が少なく簡単
スマホより大きい画面サイズである
テレビ電話の発着信が簡単にできても、画面サイズが小さくて相手の顔が確認できないとテレビ電話の意味がありません。
以下に、Echo Showシリーズと2021年に日本で最も売れたiPhone SEの画面サイズを比較してみます。
Echo Show5 第2世代 |
5.5インチ スマホサイズ |
Echo Show8 第2世代 |
8.0インチ 小さいタブレットサイズ |
Echo Show10 | 10.1インチ タブレットサイズ |
Echo Show15 | 15.6インチ ノートパソコンサイズ |
iPhone SE | 4.7インチ |
■Echo Show8・10・15の画面サイズ
- 画面サイズが大きい
- 通話相手の顔も見やすい
Echo Showシリーズ|カメラ性能・音質・価格を比較
上の項目では、Echo Showシリーズのディスプレイサイズについて、比較しました。
この項目では、テレビ電話に関わるカメラ性能・音質と価格を比較していきます。
カメラ性能
Echo Show5 第2世代 |
200万画素 |
Echo Show8 第2世代 |
1300万画素 自動フレーミング機能あり |
Echo Show10 | 1300万画素 自動フレーミング機能あり |
Echo Show15 | 500万画素 |
自動フレーミング機能とは、テレビ電話をしている人が画面の中央に収まるようにカメラを調整してくれる機能です。
自動フレーミング機能があるEcho Show8・10は、テレビ電話に適した機種となっています。
音質
Echo Show5 第2世代 |
モノラル |
Echo Show8 第2世代 |
ステレオ |
Echo Show10 | ステレオ+ウーファー |
Echo Show15 | ステレオ |
Echo Show8・10・15は、ステレオスピーカーとなっています。
価格
Echo Show5 第2世代 |
8,980円(税込) |
Echo Show8 第2世代 |
14,980円(税込) |
Echo Show10 | 29,980円(税込) |
Echo Show15 | 29,980円(税込) |
Echo Show5・8は、15,000円以下で購入できます。
テレビ電話におすすめのEcho Show
テレビ電話におすすめのEcho Showは、Echo Show8(第2世代)・10です。
■価格重視の方
Echo Show8(第2世代)
■機能重視の方
Echo Show10
Echo Show(エコーショー)8 第2世代
画面サイズ | 8.0インチ 小さいタブレットサイズ |
カメラ性能 | 1300万画素 自動フレーミング機能あり |
音質 | ステレオ |
価格 | 14,980円(税込) |
Echo Show(エコーショー)10
画面サイズ | 10.1インチ タブレットサイズ |
カメラ性能 | 1300万画素 自動フレーミング機能あり |
音質 | ステレオ+ウーファー |
価格 | 29,980円(税込) |
Echo Showを使ったテレビ電話|必要な物・環境
Echo Showでテレビ電話をする際に、必要な物・環境は以下の通りとなっています。
- Echo Show(エコーショー)
- Echo Show角度調整スタンド
- アレクサアプリを入れたスマホ・タブレットなど
- アマゾン(Amazon)アカウント
- WiFi環境
上記の物・環境を準備すると、Echo Showを使って、テレビ電話することができます。
Echo Show(エコーショー)
高齢な方には、簡単にテレビ電話ができるEcho Showを用意しましょう。
アマゾン(Amazon)で購入すると、購入した人のアマゾン(Amazon)アカウントをセットアップした状態で、出荷してくれることも可能です。
- 離れた場所に住んでいるご家族用のEcho Show
違うアマゾン(Amazon)アカウントをセットアップする必要があり。
『デバイスをAmazonアカウントにリンクする(簡単セットアップ)』のチェックを外す。 - 同居しているご家族、ご自身で使う用のEcho Show
購入するご自身のアカウントでOK。
『デバイスをAmazonアカウントにリンクする(簡単セットアップ)』のチェックを入れたままでよい。
アレクサアプリを入れたスマホ・タブレットなど
Echo Showとのテレビ電話には、アレクサ(Alexa)アプリを使用します。
よって、現在お使いのスマホ・タブレットに、アレクサ(Alexa)アプリをダウンロードする必要があります。
テレビ電話には、高齢な方はEcho Show、そのご家族は、Echo Showもしくは、アレクサ(Alexa)アプリを入れたスマホ・タブレットなどのネットに接続可能な機器を使用します。
■テレビ電話に使用する機器
・高齢な方
Echo Show
・そのご家族
Echo Show
アレクサアプリを入れたスマホなど
アマゾンアカウント
Echo Show、アレクサ(Alexa)アプリの使用には、アマゾン(Amazon)アカウントでのログインが必要です。
- 同居しているご家族、ご自身で使う用のEcho Show
同一のアマゾン(Amazon)アカウントでログイン - 離れた場所に住んでいるご家族用のEcho Show
違うアマゾン(Amazon)アカウントでログイン
同居している ご家族との 連絡用 |
上記を同一のアマゾンアカウントでログインする |
離れて 住んでいる ご家族との 連絡用 |
上記を違うアマゾンアカウントでログインする |
離れて住んでいるご家族との連絡用に、Echo Showを購入された場合は、Echo Showを使用するご家族用のアマゾンアカウントが必要です。
WiFi環境
一番ネックになるのが、WiFi環境の準備ではないかと思います。
テレビ電話をする高齢のご家族宅に、WiFi環境が無いことが多いからです。
ここでは、下記の3パターンを想定して、WiFi環境をどのように準備するかを解説していきます。
- WiFi環境がある
- WiFi環境は無いが、設定に行くことはできる
- WiFi環境が無く設定に行くこともできない
WiFi環境がある
高齢のご家族宅に、WiFi環境がある場合は、他に接続機器があると考えられます。
よって、WiFi接続の知識もあると思うので、高齢のご家族に、Echo Showのネット接続をしてもらいましょう。
WiFi環境は無いが、設定に行くことはできる
この場合は、モバイル回線を使用した据え置き型のホームルーターを使用することをおすすめします。
モバイル回線を使用した据え置き型のホームルーターの特徴は、以下のようになっています。
- スマホと同様のモバイル回線を使用
- 工事不要
- 据え置き型ホームルーターを電源を入れるだけでWiFi環境が構築できる
あとは、以下の作業を高齢のご家族宅で行うと、設定完了です。
- 据え置き型のホームルーターを契約
- 高齢のご家族宅に据え置き型ホームルーターを持って行く
- ホームルーターの電源を入れてWiFi環境を構築
- Echo ShowをWiFiに接続させ、セットアップする
WiFi環境が無く設定に行くこともできない
高齢のご家族宅に、WiFi環境が無く、設定に行くこともできない場合は、モバイル回線を使用したモバイルルーターを使用します。
モバイル回線を使用したモバイルルーターの特徴は、以下の通りとなっています。
- スマホと同様のモバイル回線を使用
- 工事不要
- 電源を入れるとWiFi環境が構築できる
- 持ち運び可能で自宅以外でも使用可能
一旦、設定する人の自宅で、モバイルルーターのWiFiにEcho Showを接続させて、セットアップさせます。
- モバイルルーターを契約
- Echo Showを購入した人の家で、モバイルルーターとEcho Showを接続
- Echo Showのセットアップを完了させる
- 高齢のご家族宅に、モバイルルーターとEcho Showを送る
- 高齢のご家族が、届いたEcho Showの電源を入れて使用する
実家にEcho Show(テレビ電話)を設定する手順|まとめ
Echo Showの購入
高齢のご家族が実家で使用する用に、Echo Showを購入します。
アマゾンで購入する際は、以下の点に注意が必要です。
アマゾンでEcho Showを購入する際の簡単セットアップ
■離れた家族とテレビ電話する場合
簡単セットアップのチェックを外す
アマゾンアカウントの準備
高齢のご家族が実家で使用するEcho Show用に、アマゾン(Amazon)アカウントを準備します。
離れて 住んでいる ご家族との 連絡用 |
上記を違うアマゾンアカウントでログインする |
WiFi環境の準備
高齢のご家族が実家で使用するEcho Show用に、WiFi環境を実家に準備します。
■実家にWiFi環境がある
既存のWiFiにEcho Showを接続
■WiFi環境は無いが、実家に行って設定できる
据え置き型のホームルーターを使用
- 据え置き型ホームルーターを契約
- 据え置き型ホームルーターを実家に持って行く
- 据え置き型ホームルーターの電源を入れて、WiFi環境を構築
- Echo ShowをWiFiに接続、セットアップする
■WiFi環境は無く、実家に行って設定もできない
モバイルルーターを使用
- モバイルルーターを契約
- 購入した人の家で、モバイルルーターとEcho Showを接続
- 購入した人の家で、Echo Showのセットアップを完了させる
- 実家に、モバイルルーターとEcho Showを送る
- 高齢のご家族が、Echo Showの電源を入れて使用する
【アレクサ|テレビ電話】私の口コミ・使用してみた感想
私は、【Echo Show8】を購入して、離れて住んでいる高齢の母親(おばあちゃん)とテレビ電話をしています。
実際に、Echo Showを使用した状況などは、以下のようになっています。
高齢の母親(おばあちゃん)の状況
■70代後半 要支援2 一人暮らし
■3Gの携帯電話(ガラケー)使用
■3か月前からEcho Show8を自宅に設置
■モバイルWiFi使用している
私の状況
■妻と小学生2人の4人暮らし
■自宅:Echo Show8を設置
■外出先:私のスマホ
■自宅と外出先から母親にテレビ電話している
実際に、【Echo Show8】でテレビ電話を使用してみた感想です。
- 母親と私の子供がよくテレビ電話をするようになった
- 母親の生活状況がよく分かるようになった
- 薬の内服状況を呼びかけやすい
テレビ電話をすることで、小学生の子供だけで過ごす夕方までの時間を母親(おばあちゃん)が、見守ってくれています。
母親(おばあちゃん)は、孫と話す機会も増えて、役割もできたので、以前より元気になりました!