近年、夏場に最高気温が35度を超える日も珍しくなくなっており、熱中症のリスクが高まっています。
熱中症予防するためには、適切にエアコンを使用することが必要ですが、エアコンをつけない(嫌いな)高齢者は多いようです。
このページでは、高齢者がエアコンをつけない(嫌いな)理由とできる対策を紹介していきます。
■『エアコンをつけない』対策
最近は、高齢者向けに、数多くの見守りサービス提供されています。
それらの見守りサービスでは、以下のような方法で、高齢のご家族宅から離れた場所で『エアコンをつけない』ことへの対策が可能です。
- 室温をチェックして危険性を呼びかける
- エアコンをつける
【BOCCO emo】
離れた場所から
『室温のチェック』
『熱中症の危険性を呼びかける』
ことが可能です
高齢者がエアコンを使わない・嫌いな理由
室温が高くなっていても、エアコンをつけない(嫌いな)高齢者は多いようです。
これには、年齢による体の変化や家電の操作が難しいなどの以下の理由が考えられます。
- 暑さを感じにくい
- エアコンの操作が難しい
以下に、高齢者がエアコンをつけない(嫌いな)理由を詳しく説明していきます。
暑さを感じにくい
人の皮膚には、温度を感知するセンサーが存在しています。
高齢者では、この温度を感知するセンサーの働きが鈍くなり、暑さを感じにくくなってしまうと言われています。
『暑さを感じにくい』ことに対しては、室温をチェックできる環境が作りが必要です。
『一定の室温以上になれば、エアコンをつける』というルールを決めておけば、エアコンをつける確率も高まると思います。
また、最近では、離れた場所から高齢のご家族宅の室温をチェックする方法もあります。
■暑さを感じにくい
- 高齢者は、温度を感知するセンサーが鈍くなっているため、暑さを感じにくい。
- 室温をチェックできる環境作りが重要。
- 『一定の室温以上になれば、エアコンをつける』というルールを決めておけば、エアコンをつける確率も高まる。
- 離れた場所から高齢のご家族宅の室温をチェックする方法もある。
エアコンの操作が難しい
高齢者は、エアコンの操作が難しい・苦手と感じる方が少なくないようです。
その理由は、以下のようなものが考えられます。
- 液晶画面やボタンが見えにくい
- 操作方法を覚えることができない
- 認知面が低下している
■『エアコン操作難しい』対策
上記のような理由でエアコンの操作が難しい場合、高齢者の体の変化が要因となっている場合が多くなっています。
よって、高齢者にエアコンの操作を求めるのではなく、離れた場所から見守る家族がエアコンを操作することを検討しましょう。
『エアコンをつけない』ことへの高齢者見守りサービスでできる対策
1人で住む高齢のご家族が、暑い日にエアコンをつけてくれたら、熱中症の心配はありません。
また、家族が一緒にいれば、室温をチェックしたり、エアコンつけたりするなどの対策を行うことができます。
しかし、家に家族がいて常に高齢者を見守ることができる家庭は少ないと思います。
では、【エアコンをつけない】ことに対して、どのように対策をすればいいでしょうか?
■見守りサービスでできる対策
高齢者向けの見守りサービスを使えば、高齢のご家族宅から離れた場所で、以下のような【エアコンをつけない】ことへの対策が可能です。
- 室温をチェックして危険性を呼びかける
- エアコンをつける
おすすめの高齢者見守りサービスは、以下のサービスです。
次の項目で、上記の見守りサービスを詳しく紹介していきます。
おすすめの高齢者見守りサービス
以下の高齢者向けの見守りサービスを利用することで、高齢者宅から離れた場所で、『エアコンをつけない』対策をすることが可能です。
スイッチボット(SwitchBot)
概要
スイッチボット(SwitchBot)とは、家の中の電化製品や照明を離れた場所からスマホなどを使って、操作することを可能にするスマートホームサービスです。
スイッチボットには、目的に応じて様々な製品があり、使用するにはネット環境が必要です。
その中の一部の製品を使用することで、以下のような『エアコンをつけない』ことへの対策が可能です。
- 室内の温度・湿度をチェック
- エアコンを操作する
■必要なスイッチボット
スイッチボットには様々な製品があり、室内の温湿度を測定できる製品で3種類、エアコンを操作できる製品で2種類あります。
●室内の温湿度をチェック
スイッチボット温湿度計
スイッチボット温湿度計プラス
スイッチボットハブ2
●エアコンを操作する
スイッチボットハブミニ
スイッチボットハブ2
どの製品を使えばよいか迷ってしまいますが、おすすめの製品があります。
最近発売された【スイッチボット|ハブ2】を使えば、『室内の温湿度チェック』、『エアコンを操作する』のどちらの対策も可能で、おすすめです。
室内の温度・湿度をチェック
この項目では、実際に【スイッチボットハブ2】を使って、どのように高齢者宅の温湿度をチェックするかについて、説明します。
最初の設定は、【スイッチボットハブ2】を設置する高齢者宅で行います。
設定が完了すれば、離れた場所からでも高齢者宅の温湿度がスマホで確認できるようになります。
■温湿度をチェックする方法
- 見守る人のスマホにスイッチボットアプリをダウンロードする
- アプリに【スイッチボットハブ2】を登録する
- 【スイッチボットハブ2】と高齢者宅のWiFiを接続させる
- アプリを開いて、高齢者宅の温湿度をチェックする
エアコンを操作する
次に、【スイッチボットハブ2】を使って、エアコンを操作する設定・手順を説明します。
【スイッチボットハブ2】をアプリに登録し、高齢者宅のWiFiに接続した状態からの設定・手順です。
■エアコンを操作する設定・手順
- アプリの【スイッチボットハブ2】の画面を開く
- 『リモコンを追加』をタップして、エアコンのリモコンを登録する
- アプリからエアコンを操作することが可能になる
公式ホームページ・製品の購入はこちら
- スイッチボット(SwitchBot)の公式ホームページはこちら
- スイッチボット|ハブ2
BOCCO emo(ボッコ エモ) LTEモデル
概要
【BOCCO emo(ボッコ エモ) LTEモデル】は、見守り機能やセンサー、通信機能を搭載したコミュニケーションロボットです。
ロボット本体は、SIMが内蔵されて通信機能を有しているので、ネット環境が無い場所でも使用することができます。
料金プランは、ロボット本体を購入するプラン(月額1540円と購入代金50600円)とレンタルするプラン(月額2940円)の2種類があります。
【BOCCO emo(ボッコ エモ) LTEモデル】では、以下のような『エアコンをつけない』ことへの対策が可能です。
- 室内の温度・湿度をチェック
- 熱中症の危険性を呼びかける
BOCCO emo(ボッコ エモ) LTEモデルの設定
【BOCCO emo(ボッコ エモ) LTEモデル】は、契約もしくは購入時にアカウントを作成して必要なセットアップをした状態で発送されます。
よって、見守る高齢者宅で、セットアップをする必要がありません。
『エアコンをつけない』ことへの対策が可能になるまでの手順は、以下の通りです。
■BOCCO emo設定・手順
- BOCCO emoを契約もしくは購入する
- 高齢者宅に送られたBOCCO emoの電源を入れる
- 見守る人がスマホアプリをダウンロードして、ログインする
- BOCCO emoが温湿度をチェックして、熱中症の危険性があれば呼びかけてくれる
公式ホームページ・製品の契約はこちら
【BOCCO emo(ボッコ エモ) LTEモデル】の公式ホームページはこちら